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アルピナシリーズ1人乗り・2人乗り共に同じ段取りで組み立て可能です。
ザックに入っているフレーム・船体布・シートを取り出します。
リペアキッドや説明書などはご自宅などで保管お願いします。
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1
折りたたまれているアルミフレームは繋いで伸ばしてください。
赤・青テープが巻かれているパイプは同じ方向へ並べます。
写真のように組み立て易く並べておくと組み立てがスムーズです。 |
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2
フレームの組み立てはスターン側(滑車の付いている所)から組んでいきます。
小さいほうのリブフレーム1(460EXは中型)には裏表があります。
黒丸の金具が1つ の方が外向きに取り付けます。
リブフレームを取り付けたら短いパイプを取り付けします。 |
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3
2人乗り仕様で組む場合はハーフリブフレーム2を2列目にセッティングします。
テープの張っていない3本折のパイプをリブフレーム1の金具に取り付けます。
3列目にクローズドリブフレーム3・4列目にリブフレーム4を取り付けリブフレーム1と同様に金具2箇所に取り付けします。 |
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4
短いパイプを取り付けます。
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5
赤と青のテープの張っているパイプのオス・メスを繋ぎます。
真鍮のジョイントピンがカチッと止まるように取り付けます。
1人乗り仕様でキーパーフットブレイスを付けている場合赤テープのパイプには左右取り付け位置が決まりますので、オスメス共に印をしておくと分かり易いです。 |
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6
青パイプに溝がありますのでリブフレーム4のC型チャンネルに取り付けいたします。
新艇のC型チャンネルは少し硬いので写真のように包み込むように力を入れると取り付けし易いです。
青パイプを左右に取り付けてから赤パイプを取り付けしてください。
リブフレーム4のC型チャンネル4箇所取り付けてからリブフレーム3へお願いします。
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7
青パイプ・赤パイプ共に1枚目の写真のように引っ張り出して2枚の写真の状態でキールパイプの一番後ろに付いている短いパイプとジョイントさせてください。
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8
真鍮のジョイントピンがカチッとなるように差込してください。
2枚目の写真から3枚目の写真のようにオスメスが引っ掛けるように軽くジョイントさせます。 |
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9
黒矢印は平行に力を加えていきます。上下に動かさないようにしてください。
オスメスが真っ直ぐになるところから赤矢印方向に力を加えていきます。
流れが真っ直ぐで無ければスライドしないので力を入れ過ぎないようにスライドさせてください。
パイプを回しながらスライドさせるとジョイント部分が傷だらけになってしまいます。 |
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10
これでフレームは完成です。
次はシートの取り付けです。
1人乗りの場合はリブフレーム2・3の間にシートを取り付けします。
2人乗りの場合はリブフレーム1・2と3・4の間にシートを取り付けします。
写真は2人乗り用にハーフリブフレームを配置しております。1人乗りの場合はリブフレーム2と3の位置を入れ替えてください。
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シートをキールパイプのセンターに合わせて置きます。
テープをリブフレームの下に通して赤丸の上を通します。
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12
バックルにテープを仮止めします。
赤矢印の間を5センチ程あけてテープを締め上げます。引きすぎるとシートが浮いてしまいます。
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シート前のテープは写真のように通してバックルに固定します。
ここはしっかり引っ張って固定してください。
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シートの固定位置ですが、2枚目のシート位置は前過ぎて人が乗ると背もたれが後ろへ倒れてしまいます。
背もたれが倒れてしまうと乗りながら直すのは難しいので気をつけてセッティングお願いします。 |
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シートの取り付けは以上です。
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船体布を広げます。
デッキロープにノーズガードを付けている方は先端へ被せておいてください。
赤丸のように隙間を作っておくとフレームを差込しやすくなります。
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フレーム先端を先ほど作った隙間に差し込みます。
2枚目の写真のように船体布を踏んでフレームを矢印方向へ差し込んでいきます。
船体布とフレームのセンターは出来る限り合わせておくと後の組み立てが楽になります。
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左右3本づつ計6本テープがありますので仮止めしていきます。
1枚目の写真のように青パイプの上にテープを通して2枚目の写真のように引っかけます。
後は、バックルに仮止めします。
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船体布とフレームのセンター
船体布のセンターは1枚目の写真の縫い目
フレームのセンターはリブフレームのリベット
2枚目の写真では3センチ程ズレています。
このまま組んでしまうと真っ直ぐ漕いでも曲がってしまう癖のある船になってしまいます。 |
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20
ズレに合わせて修正してください。
船体布にフレームがしっかり入っている場合は少し引っ張り出してから直すようにしてください。
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船体布の一番後ろにある固めの平たいロープを2枚目写真の溝にあわせます。
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22
1枚目写真の矢印の位置までロープがきていなければ、2枚目写真のようにフレームを押し込みます。
冬場などは船体布が硬くなり入りづらくなりますので2枚目写真のように押し込んでください。
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1枚目写真のようにパイプにロープを挟みます。
滑車についているJ型フックを引っかけます。
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J型フックにロープをかけています。
2枚目写真の結び目は下にした方がジッパーが締めやすいです。
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1枚目写真の矢印の所に返しが付いていますのでロープをかけます。
赤丸のロープがねじれていないか確認
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縦方向のテンションをかけます。
後のシートに膝をかけてテンションロープを体重をかけて引っ張ります。2枚目写真のリブフレーム(赤線)まで引っ張ればOK
リブフレームより手前になるとジッパーが閉まらない場合があります。
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27
テンションロープの引きが足りないと矢印の所でジッパーが引っかかります。無理にジッパーを引いてしまうとジッパーが破損してしまいます。
アルミパイプの上をジッパーが通っていると船体布とフレームのセンダーが合っています。
写真19・20と同じくズレていると真っ直ぐ走らない船になります。 |
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写真のとおりに畳んでいきます。 |
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29
グラブループ(持ち手)を作ってデッキラインを通して繋ぎます。
デッキラインが緩い場合は長さを調節して張るようにしてください。 |
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30
スターン側にノーズガードを付ける場合グラブループに取り付けるのですが、取り外しがめんどくさい場合や紛失防止で、ラダー用のバックルを利用して固定すると良いです。
バンジーコードは3枚目写真のように取り付け |
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31
写真18で仮止めしたテープを本締めします。
ここは横方向のテンションをかける為にしっかり締めましょう。
1枚目と2枚目でバックルの先端の位置が赤線まできていればOKです。
船体布の縫い目ラインが目安です。
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1枚目写真の状態は船体布が右にズレている状態です。赤線のアルミパイプと船体布の繋ぎ目でどちらにズレているか判断してください。
この場合左側から空気を入れると2枚目写真のようズレが直ります。
左右の空気は何回か分けて入れるとセンターがあわせやすくなります。 |
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両サイドのエアスポンソンへの空気圧ですが、少なすぎるとバランスが悪くて沈する場合がありますので船体布がピンと張るまで空気を入れるようにしてください。
夏場は空気の入れすぎにご注意お願いします。
気温の状態により空気が膨張し破裂の危険があります。休憩などで陸にあげる場合は少し空気を抜くことをお勧めいたします。
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船体布の畳み方
1枚目写真の赤丸付近を持ち上げて2つ折にします。
コーミング・ボトムの辺りを2枚目写真のように折ります。 |
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スターン側から折りたたみます。
コーミングにある縫い目を目安に折ます。 |
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スターン側先端を更に折るのですが、目安は矢印にある溶着部分 |
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バウ側も同じように折りたたみます。
2枚目写真のように5cmくらい隙間を空けてもう一度折ります。 |
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畳んだ船体布はザックに収めます。
リブフレームは船体布の間に挟んで収納します。
上手に畳めるようになると船体布・フレーム・シート以外にFPD2着とコーミングカバーくらいまでは収まりますよ。 |